2014年12月30日

S&T L2A3スターリングを弄ってみよう

S&Tから発売されたL2A3スターリング電動ガンを弄ってみました。
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう

一足飛びにギア部分が外れてシリンダー部分を外します・・・詳しい説明を書こうとしたら作業が出来なかったのでご勘弁を・・・・・。


先ず後方のバッテリー蓋を押し込んで左回りに回すと外れます。
外したら中にプラスネジ2本とマイナスの大きな蓋が有りますので、プラス側から外す。
マイナスを外すとメカボックスをセンターに保持する役割とポートカバーのリターンスプリングガイドが外れます。
ポートカバーを引き出しコッキングハンドルを90度回転させ外しカバーを後方に抜き取る。


マガジン挿入部に給弾ルートが有りますので、ネジ2本外してプレートを外します。
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう
プレートを抜いてバレル付け根の六角ネジを1本抜きます。
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう


続いてロア部分を分解します。
ストック基部のマイナスネジを外しシャフトを抜いたらストックが外れます。
グリップは左右中央のマイナスネジを緩め引き抜くだけです。
メカボックスの上に被せているカバーはモーター付近のプラスネジ2本とトリガー上の六角ネジ1本で外します。
セレクター側のプレートを外す時はセレクターとカットオフレバーを繋ぐパーツとスプリングが入っているので要注意。
(セレクターはセミオートポジションにしておくと他パーツに干渉せず外せます)

左右パネルが外れたらギア部とシリンダー部の連結を解除する前にモーターホルダーを外し逆転防止ラッチを解除します。そうしないとタペットプレートが下がったままで上手く外れません。

逆転防止ラッチを解除し連結部後方にピンが入っていますので、配線側に打ち抜きます。
(抜け防止にローレットが切ってあるので、確認してから抜いてください)
後部を下げ後ろに似引くと前の噛合いが解除されロア部分は外れます。

②でチャンバーとメカボックスの固定が外れレシーバー内で有る程度メカボックスが動かせますので、少し傾けてチャンバーとメカボの連結ネジを外します。
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう

さて・・・問題はココからです・・・・・レシーバーにタペットプレートが引っ掛かり抜けない・・・・・シリンダー部分を抜く為にはタペットプレートリターンスプリングを外しタペットプレートを指で押し下げてレシーバー内に押し込みます。
(折れない様に注意)

シリンダー部分が抜けたらチャンバーを引き抜きます。

抜き出した全パーツがこちら↓
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう

後はパーツを洗浄しグリスアップと一部パーツを国産に交換していきます。
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バラして気付いた注意点・・・・・中華ならではの注意点・・・・国産じゃ先ずありえないのでw
スイッチはVer3で補修出来そうですがモーターはマイナスコントロールです。
プラスはバッテリーから直接モーターへ。マイナスがスイッチを経由しています。
そして驚くべきは・・・・モーターのプラスマイナス両端子に赤い線が・・・・・。
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう

もう1つの問題点・・・・・スプリングガイドがメカボックス後部から取り出せスプリング交換可能なんですが・・・このスプリングガイドの成形不良ってかガタガタでメカボックスに密着しない。

スプリングガイド固定のマイナス蓋を閉めても水平には成らず傾いていてスプリングを組んでノズルからピストンを押し込んでスムーズにピストン運動しているか確認して下さい。
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう

歪な場合はヤスリで形を整えましょう。
S&T L2A3スターリングを弄ってみようS&T L2A3スターリングを弄ってみよう

分解して気付いたのがタペットプレートが独自の形をしている事です。
ノズルはかなり長いので国内パーツでの代替は難しいと思われます。

さてタペットをVer2・Ver3と比較してみましょう。
S&T L2A3スターリングを弄ってみようS&T L2A3スターリングを弄ってみよう
加工して使えそうなのがVer3用です。Ver2はリターンスプリングも長さも差異があります。

さてチャンバーとHOPパッキンの交換をしていきます。
アウターバレルを左回りに回し外します。
HOPダイアルのイモネジを緩めダイアルを外します。
ダイアルを外したらバレルを固定してるイモネジの左右を緩めバレルを引き抜きます。
HOP押しゴムが柔らか過ぎるのでマルイ純正パッキンと共に交換。
S&T L2A3スターリングを弄ってみよう

バレルを組み込む時の注意!
左右からイモネジで締める為にネジのバランスが悪いとバレルがズレて弾詰まりします。
バレル固定ネジを軽く締めアウターバレルを入れてチャンバーを覗いてバレルがセンターに来る様に確認したら左右で同じ回転ずつ締めていきます(締めすぎ注意)

逆手順で組む込むのですが、コツは全体のネジを緩めにして全体のバランスを見ながら均等に締めます。
メカボックス後方のセンター保持とポートカバーガイドですが、組み込みにコツが有ります。

カバーをレシーバーに入れてハンドルを付けプレートとスプリングを差し込み奥まで押し込みます。
レバーに指を掛けて止めプレートにドライバーのグリップを押し付けて広がらない様に差し込みます。
メカボックスに嵌ったらポートの隙間から細いドライバーを差し込んでプレートを押え蓋をネジで止めればOKです。

写真をもっとしっかり撮っとけば良かった・・・・・終わってから後悔。

Posted by はぐるま  at 19:05 │Comments(2)スターリング

この記事へのコメント
ノズルはステアー用のを同じ長さに削ることで使用できますよ
タペットプレートもVer3を同様にカットで流用が利きました
あとは個体差かもしれませんがホップパッキンや押しゴムをか変えるとホップ最低でも突起が大きく出る場合があります
その時はホップアームの押しゴム部を適度に削ることで解決します
やや分解結合に手間取りますが相当使い勝手のいい銃でした
Posted by SMGマン at 2014年12月30日 20:32
コメント有り難う御座います。

HOPの押しゴムは組み込む時に突起の出具合をチェックしてながらアームを調整しています。

分解と組み立てはちょっとコツがありますね・・・そこさえ押さえれば良い電動ガンだと思います。

個人的に好きな銃ですので、自分用にも欲しい位です。

次回自分用を購入した際にはもっと詳細な写真撮影をしたいですw
Posted by はぐるまはぐるま at 2014年12月31日 20:10
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